久しぶりに更新します

45年前、私はある人と出会いました。

 

その人は昨年なくなりました。

 

誰にも見取られることなく

 

その人の人生は、どんなものだったのか

 

そしてその人生を本人はどう思っていたのか

 

今となっては、知るよしもありませんし、

 

もしかしたら、本人もそれほど意識しては

 

いなかったかもしれません。

 

世間一般的に見てどんな立派な人でも、

 

またどんなくだらないといわれた人でも

 

人は生きて、死んでいくことにだけに

 

価値があるのかもしれません。

 

人生の中で、何も考えず

 

ほんとうに何も考えずに

 

時間を過ごせる人なんていないと思います

 

幅とか種類は違うけど、

 

人それぞれに、いろんなことがあって

 

生きて、死んでいくこと

 

これを何度も、何度も、繰り返して

 

魂というものは、磨かれていくんでしょうか?

 

そういうふうに考えると、

 

死ぬことはまったく怖いことではないですね。

 

そして、今おかれた状況が

 

どんなに辛く感じても

 

逆にどんなに楽しく感じても

 

それ自体には

 

それほど大きな意味はないのかもしれません

 

勝ち負けを捨て去ったときにこそ

 

はじめてみえるものが

 

見てみたいですね

 

 

 

是石剛